TPP→詰めの協議再開

日米両政府は14日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉を巡る2国間の事務レベル協議を東京都内で再開した日本の農産品関税や自動車の非関税障壁などで詰めの協議を行う。TPP交渉は3月にも12カ国全体による合意を目指しており、カギとなる日米間の課題について早期決着を目指す

 「だいぶ切羽詰まっているので、できるだけ最後の政治決着に持って行けるところに近づけたい」。大江博首席交渉官代理は14日午前、来日中のカトラー米通商代表部(USTR)次席代表代行との協議を前に、記者団に意欲を語った。

日米間の協議では、焦点となる牛・豚肉やコメなど重要5項目や、自動車の環境・安全基準の取り扱いなどで進展はしているものの、「かなり困難な問題が残っている」(交渉筋)という状況が続く

このため、事務レベルの協議でできるだけ両国の間合いを詰めたうえで、閣僚同士の会合を開き、最終決着を図る方針だ。両政府は今回の協議の終了日を明らかにしていないが、3日程度続ける見通し。

TPP交渉は、昨年11月の北京での首脳会合で「交渉の終局が明確になりつつある」ことを確認した。甘利明TPP担当相は「今春の早い時期」の合意の必要性を明言し、「その前提として日米間の決着がカギとなる」との認識を示している

参考 毎日新聞 2015.01.14

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