MERS韓国経済に深刻な打撃

中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大は韓国経済に深刻な打撃を与えている。韓国中央銀行は11日、政策金利を過去最低に引き下げると発表した。12日付で中国新聞網が伝えた。

昨年8月と10月、今年3月に続き4度目の利下げ。この10カ月間に2.5%から1.5%まで引き下げられた先月20日に最初のMERS感染者を出してから、韓国経済への打撃は徐々に鮮明になっている。国民の多くが感染を恐れて外出しなくなり、夜のソウルはほとんど人通りがない

タクシー運転手のキムさんは「みんな人ごみを避けるようになった。夜、バーやクラブの出入口で客待ちしても、全く捕まらない。1日の売上は15万ウォンだったのが、MERS以降は10万ウォンまで減った。ガソリン代と食費を差し引いたら赤字だ」と語った

海外からの観光客も激減している韓国観光公社によると、今月1~10日のキャンセルは8万5000人に上った韓国経済研究院は、MERSの感染拡大が6月末までに収まれば、国内総生産(GDP)の損失額は4兆4000億ウォン、7月末なら9兆3000億ウォン、8月末なら20兆1000億ウォンになるとの予測を示している

参考 FOCUS ASIA 20145.06.12

 

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