MERSが病院経営を直撃!

韓国・聯合ニュースによると、中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響で、韓国で多くの病院が経営難に陥っており、一部の病院では給料の支払いが滞っている。24日付で環球網が伝えた。

MERSまん延の後、韓国の病院では発症例の有無にかかわらず、患者数が減少しており、多くの病院で経営に支障を来し始めている医療業界の関係者は、首都圏ではすでに5軒の病院が給与やボーナス、学費補助の支払いが滞ったり、カットされる状態に陥っていると話す

京畿道のある病院では6月、本来の給与の70%しか支給されなかった。仁川の病院と全羅北道の病院ではボーナスの支給が遅れている。全羅北道の病院では一部のスタッフの給与しか支払われておらず、江原道の病院では学費補助が取り消された。7月には、さらに4軒の病院が同様の状況に陥る見通しだという。

病院経営悪化の原因について、韓国保健医療労働組合の韓美貞(ハン・ミジョン)秘書長は「韓国の病院では人件費が経営コストに占める割合が高く、少ないところで40%程度、多いところでは60-70%を占めている。そのため、病院は当月稼いだ資金で当月の給与を支給することしかできない」と指摘する

また、ソウル市の病院関係者は「自分が勤めている病院ではまだ給与カットなどの状況は発生していないが、MERSが各医院の経営に深刻な影響を与えていることは間違いない。特にベッド数の少ない病院ほど影響が大きい」と語っている

参考 Record China 2015.06.26

 

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