75歳以上の体力→過去最高

増える元気なお年寄り
「体育の日」を前にスポーツ庁は11日、「2014年度体力・運動能力調査」の結果を公表した。高齢者の成績は今年も伸び、75~79歳は過去最高日常生活や体力の維持に、運動習慣が大切なことも裏付けられた。子供もピーク時には及ばないが、現行方式になった1998年以降では1位の学年も多く、改善がみられた
分析した内藤久士順天堂大教授は「スポーツジムに通う割合など、高齢者は他世代より意識が高い。子供はスポーツが盛り上がると成績が伸びる傾向がある。次の東京五輪が影響したなら喜ばしい」と話した
65~79歳は6分間の歩行距離や握力など6種目を測定。総合成績は98年の調査開始からほぼ右肩上がりで、今年は5歳刻みの平均で65~69歳の男性と、70~74歳の女性、75~79歳の男女で過去最高を更新した98年と比べると約5歳若い世代と同等になった種目もあった
「ほぼ毎日(週3~4日)」運動する割合は、20~50代が1割前後に対し、65歳以上の全世代でいずれも3割超。各世代で「ときどき」「ほとんどしない」と記録を比べると、運動機会が多いほど加齢による下がり方が緩やかで、頻度により体力差が開く傾向があった
65~79歳は「休まず歩ける時間」や「立ったままズボンがはけるか」など日常動作についても調査。1時間以上歩ける割合は、ほぼ毎日運動する男性が74%、女性60%で、ほとんど運動しない人より約30ポイント高かった。着替えも約15ポイントの差があり、運動習慣が生活に大切なことも分かった
スポーツ庁の担当者は「日本は介護などの必要がない健康寿命が世界一という調査結果もある。健康増進の取り組みを進めたい」と話した。
子供の結果は、7~16歳で抽出した五つの年代のうち、11歳の女子と9、13、16歳の男女で最高を記録。筋力や走力は記録が伸びたが、ボール投げの低下傾向は変わらなかった

参考 時事通信 2015.10.11

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