70年前の顎や歯の化石→インドネシア

インドネシアのフローレス島で、約70万年前と推定される原人の顎の骨や歯の化石が見つかった同島に10万~6万年前に生息した身長約1メートルの小柄な「フローレス原人」の祖先とみられる渡来した初期のジャワ原人が島の環境に適応し、身長が3分の2に小さくなった可能性が考えられるという

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インドネシア地質博物館やオーストラリアのウーロンゴン大、日本の国立科学博物館の研究チームが8日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

新発見の化石は大人の下顎の骨が一つと歯6本で、少なくとも3人の物とみられる大きさはフローレス原人と同程度か小さめで、下顎の大臼歯の形は初期ジャワ原人に似ていた。発見場所は、フローレス原人の化石が見つかったリャン・ブア洞窟から約75キロ離れたソア盆地。

フローレス島では約100万年前の石器が見つかっている。国立科学博物館の海部陽介人類史研究グループ長によると、初期のジャワ原人がその頃に島へ渡来していた場合、その後30万年程度の短期間で小柄に変わったことになる。脳のサイズは約半分になったと考えられるという

時事通信2016.06.09

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