7割の女性が60歳以降も働きたい

働く女性の中には、出産を機に退職して育児に専念するという人もいれば、定年まで、更にはそれ以降もできる限り働きたいという人もいますね。

◆働く女性が定年退職する年齢は?

ある調査によると、企業における女性の表向きの定年退職年齢平均は61才であるのに対し、実際に定年退職するのは平均66.5才であることが分かっており、これは世界的にみてもトップ3に入る退職年齢の高さとなっています

◆60歳以上まで働きたい人はどれくらいいるの?
さらに別の調査では、60才以上まで働きたいと考えている人は、男性で93%、女性で73%という結果になっており、年金受給までは老後の貯蓄の為に働きたい、生活にハリを持たせるために働いていたい、などといった理由が挙げられているようです。それだけ社会における女性の働きは大きくなっているわけですね。
実際、男女雇用機会均等法によると、定年とは労働者が一定年齢に達したことを理由に雇用関係を終了する制度のことですが、その中で「男性の定年年齢より低い年齢を女性の定年年齢として定めることは女性であることを理由とした差別扱いになる」として禁止されています。

◆再雇用を望む場合に必要なスキルは?
2013年度から高齢者雇用安定法が改正され、希望すれば65才まで延長して働くことのできる再雇用制度が義務付けられました。公的年金が支給される65才までは働いていたいという女性には嬉しい制度なのですが、実は企業にとってシニア世代は扱いにくいというのが本音
給与は半分程度にまで下がってしまうこともめずらしくありません。そんな中、再雇用者として成功するには、それなりのスキルが求められます。例えば特殊な技術を持つ職人であれば企業側としても手放したくありませんし、海外駐在経験があり、海外事情に詳しく語学が堪能な人は、必要な人材として重宝されるため、現役世代と同じ給料で雇ってもらえる可能性があります
逆に言うとこれといったスキルもない管理職世代というのは歓迎されませんから、再雇用を望むのであれば今から自己アピールに繋がるスキル磨きに励む必要がありますね。

◆これまでの経験を活かし、転職や独立という道も
また、再雇用制度を利用せず、定年後新たに転職するという人もいます。確かに60才からの転職は簡単ではありませんが、これまでの経験を生かした職種やパート、嘱託職員といった形態での働き口を探せば、意外にすんなり見つかるということも少なくありません
例えば、ハローワークでもシニア世代の求人募集を扱っている場合がありますし、これまでの経験やスキルを武器に民間に人材紹介会社に登録し紹介してもらうと、即戦力を求めている企業から雇ってもらえるかもしれません。知人からの紹介も成功する確率の高い探し方です
また、最近では主婦経験や趣味を生かし、自宅で開業したり、独立する女性も増えています

参考  Mocosuku編集部 2015.01.15

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