6型windowsスマホ、今夏発売

HPはWindows 10 Mobileを搭載するSIMロックフリーのLTE対応5.96型スマートフォン「HP Elite x3」を今年夏に発売すると、2月下旬に発表した高いスペック、有機ELディスプレイ、防じん・防水対応などが特徴で、Windowsスマートフォンをディスプレイに接続してPCのように使う簡易PC機能「Continuum」にも対応する。価格は未定となっているが、日本ではKDDIが今年夏以降に法人向けで取り扱うことを発表している。

【詳細画像または表】

性能や機能を決めるプロセッサーには、クアルコム社Snapdragonシリーズの中でも最上位モデルの「Snapdragon 820」を搭載する。メモリーは4GBでスマートフォンとしては大容量で、ストレージの容量は64GBだ。Windows 10 Mobileの目玉機能であるContinuum機能は、ワイヤレスでの接続と、ドックを使った有線接続の両方に対応している。

有機ELディプレイの解像度は2560×1440ドットと高く、B&O Playブランドのステレオスピーカーを搭載する。このほかIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、GPSなどに対応し、拡張端子はUSB3.0 Type-Cを備える。重さは約190gでIP67水準の防じん・防水に対応する。バッテリー容量は容量4150mAhでワイヤレス充電に対応する

SIMロックフリーの端末で、SIMカードは2枚を取り付け可能だ。SIMカードスロットのうち1つはmicroSDカードスロットとしても利用できる。このほかオプションで充電や有線接続でContinuumを利用するときに使う「デスクドック」、12.5型のノートパソコンの形をしており、HP Elite x3と接続してノートパソコンのように使える「ノートドック」を用意する

Continuum対応のWindowsスマートフォンは、日本国内ではトリニティ「NuAns NEO」、バイオ「VAIO Phone Biz」、マウスコンピューター「MADOSMA Q601」が登場している。これらの搭載するプロセッサーはミドルクラスのSnapdragon 617だ。日本未発売だが、ハイスペックなWindowsスマートフォンとして知られるマイクロソフト「Lumia 950XL」はSnapdragon 810、「Lumia 950」はSnapdragon 808を搭載している。

HP Elite x3はこれらよりも上位のプロセッサーを搭載した、スマートフォンの中でも非常に高性能・高機能なハイエンドモデルになる。また、これまで大手メーカーが参入してこなかったWindows 10 Mobile搭載機の市場に、大手であるHPが参入してきたことも注目点だ。登場は夏ごろの予定でまだ先になるが、ハイスペックな大型Windowsスマートフォンとして注目の一台になりそうだ。(文/湯浅英夫=IT・家電ジャーナリスト)

 日経トレンディネット  2016.03.08
   images-3-48-150x150images-5-300x152

【関連する記事】