50歳以上の1/4が悩んでいる→排泄トラブル

“排泄トラブル”と聞くと、高齢者になってから考える問題だと思いがち

また、恥ずかしくて周囲の人に相談できないため問題が表面化しにくいということもあり、排泄ケアの重要性の認知はかなり低いようです

一方で、50代以上の排泄トラブル経験者は4人に1人多くの人が日常生活での困りごとや意欲の減退に悩んでいる実態が浮き彫りになりました。ユニ・チャーム株式会社が50~70代男女を対象に行ったインターネット調査結果をお届けします。

■50代以上の4人に1人は排泄トラブルを抱えている実態が判明!

排泄トラブルの経験を尋ねた結果、50歳以上の男女全体では24.9%と、4人に1人が尿もれ、便失禁等の排泄トラブルの経験が「ある」と回答排泄トラブルの悩みを抱えている人は少なくないようです

一方、おむつを使用するなどの排泄ケアの対処状況を尋ねると、全体の46.3%が「特に何もしていない」と判明。排泄トラブルを抱えているものの特に対処をせず、放置している人が多いようです

■困ってしまうのは「夜」と「外出時」さらには生きる「意欲」まで?

排泄トラブルで困ることを尋ねた結果、多く挙げられた意見は「夜中にトイレに起きる・よく眠れない」(45.3%)、「外出先で困る」(24.3%)でした

また、排泄トラブルによって「減ったこと」については、「睡眠の時間や質」(23.4%)だけでなく、「外出意欲」(14.4%)、「運動意欲」(11.7%)、「食事意欲」(8.6%)などのあらゆる“意欲”が挙げられ、QOLや生活への意欲が減ってしまう実態が浮き彫りとなりました

■「排泄ケア」を重要視している人は少数派

健康寿命延伸に向けて重要なこと」を尋ねた結果、厚生労働省が掲げている健康寿命延伸三原則である「食事」(73.0%)、「運動」(71.4%)「睡眠」(74.9%)については多くの人が重視している一方「排泄ケア」を重視している人は45.8%と、半数に満たない現状も判明

ケアをしている人が少ないのは、ケアの重要性を感じていない現状が大きく関係しているといえそうです。

■適切な排泄ケアで生活もコミュニケーションも円滑に

「日常的に交流する人の有無」や「参加コミュニティの有無」について尋ねた結果、排泄ケア非実施者に比べて排泄ケア実施者の方が社会との交流が多いという実態が判明しっかりとケアをすることで、日々の生活での不快感が減り、周囲の人とのコミュニケーションにも積極的になるのかもしれません

タボや生活習慣病だけでなく、毎日の生活に関わる排泄にも着目し、健康を保って人生を楽しく前向きに過ごせるようにする必要がありそうですね働き盛りの若い世代のうちから意識しておくべき重要な課題と言えるのではないでしょうか

参考 nikkan care .ism  2015.04.29

 

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