5月病→いまからできる予防策

新しい環境でのストレスから、なんとなく気分が落ち込んだり、疲れやすくなったりといった症状が続いてしまう「5月病」その原因は、新年度のスタートでがんばりすぎた疲れがこの時期に出やすくなるためともいわれています
ここでは、そうした5月病を深刻化させずに乗り切るための方法をご紹介します。

◆「完璧主義」が5月病を招く?
5月病の原因として、よく指摘されるのが「完璧主義」という考え方です
「物事に完璧を求め、それ以外は許さない」というような考え方はプレッシャーやストレスを増加させるため、生きづらさの原因になってしまうケースも見られるようです。

もちろん、一般的には「完璧主義の面」と「そうでない面」を持つ人がほとんどですが、下記のチェックリストにピンときた人は、すこし肩の力を抜いて「いいかげん」を心がけたほうが、心身の健康にとって良いかもしれません

◆完璧主義かも?チェックリスト
・「~するべき」「~であるべき」という言葉をよく使う
 ・人に物事を任せるのが苦手
 ・「勝ち負け」「順位」にこだわる
 ・中途半端が許せない
 ・「自分に厳しい」と思う

このような条件が多くあてはまる人は、自分についての期待と高い理想像を持つ「完璧主義者」の割合が高いといえるかもしれません。ただし、こうした完璧主義は仕事においてプラスに作用する面もあり、医療や介護、経理など「完璧さ」が求められることの多い仕事もこの世には存在します
しかし、自分への期待や理想が大きくなりすぎた「完璧主義」の場合、当然ながら他人への評価も厳しいものになりがちです自分自身や他人のささいなミスも許せない精神状態は、人間関係を悪化させる原因になることもあるため、注意が必要といえるでしょう

◆完璧主義の背後にある「失敗への不安」
実はニートやひきこもり、うつなどの背後にも、こうした「失敗を過度におそれる」考え方があるといわれています。これは、成功にこだわり、「自分が失敗すること」が許せないという思考パターンです
しかし、実際は最初から上手くいくことなどほとんどなく、人は失敗を重ねながら成長していくという側面があるため、このような考え方に縛られていると、いつまでたっても最初の一歩が踏み出せない、ということになってしまうのです

◆自分の思考パターンに気づく
こうした思考パターンを手放すには、まずは自分が「いま、完璧主義になっている」と気づくことが大切ですこうした完璧主義は仕事中に出てくるばかりではなく、休日でも「せっかくの休日だからどこかへ出かけなければ」「もっと楽しまなければ」というように、あらゆる場面で頭をもたげてくる思考パターンのため、まずは自分がいま「なにを考えているか」をチェックして、心の余裕を取り戻すことが必要といえるでしょう
そして、「なにもしない時間」を自分に許すことこれが、5月病を軽く流してしまうコツといえるかもしれません。実際のところ、人間は「常になにかをしていなければならない」わけではないのですから

参考 Mocosuku編集部  2015.04.28

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