40歳以上で近年増加傾向にある大腸がん

日本人のがん死亡率で、男性では4位、女性では乳がんの次に多く2位となるほど、近年右肩上がりに急増しているのが「大腸がん」です

大腸は、消化吸収が行われた食べ物を最終処理する消化器官で、その長さはおおよそ1.8mもあります。

肛門側から、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられ、これらの部位に悪性腫瘍が発見された場合に「大腸がん」と呼びます。

大腸がんになる要因としては食物繊維などの不足や動物性脂肪、タンパク質の過剰摂取など、食の欧米化があげられ、日本でも近年急増している病で、胃がんを追い抜く勢いです

とくに、日本人の発症傾向としては直腸とS状結腸に悪性腫瘍ができることが多いのだとか。男性、女性ともに60代が最も多く、70代、50代と続きますが、近年では30代や40代の発症も増加しつつある病気です

がんを生活習慣病のひとつと考えれば食習慣を見直し健康的なライフスタイルを確立することで、ある程度予防することも可能なわけですが、もし、以下のようなサインがあれば、すぐ医療機関を受診し、早期発見、早期治療をして根治することもできます。

毎日の便通があるかどうか便に血が混ざっていないかどうか便秘と下痢を繰り返していないか、最近、便が細いと感じるか、このような変化があるのなら、それは「大腸がん」のサインかもしれません。一度医療機関を受診し、検査をしてもらいましょう。

大腸がんの検査は、「検診法」が一般的です。この検査は、各自治体で、国が定めた対象年齢者に検診無料クーポン券を配布する取り組みも行っています。検査条件としては、日常生活に支障をきたすような症状のない人が対象で、まず検便をして「便潜血検査」を行ないます。「検診法」で何らかの症状が認められた人や、日常生活に支障を来すような症状のある人には「診断法」が適用されます。「診断法」は、肛門から造影剤と空気を注入し、X線写真を撮影する方法です。さらに詳しい検査を受けるなら、肛門からやわらかい管の小型カメラを挿入し、細かくチェックしていく方法もあります

〝健康の源は腸にあり〟。いずれかの方法で、自分の今の腸内状況を一度知っておくといいかもしれません。

参考 Mocosuku  2014.11.25

 

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