3人に1人→本当は専業主婦になりたい

テレビ界屈指の美人キャスターである山岸舞彩さん(28)が30代の一般男性と結婚し、芸能界から引退することが明らかになりました。日本テレビの看板番組、NEWS ZEROのキャスターを務め、人気まっただ中のなかの結婚と芸能界引退。突然の報道に世間の注目を集めています。

これまでは結婚を機に寿退社をし、家庭に入る女性が多くいましたが最近では結婚後も仕事を続ける女性が増えています。若くして知名度とキャリアを積んでいる山岸アナウンサーを思うと、引退をしてしまうのはもったいなく感じてしまいますよね。実際に、結婚を機に会社を辞め、専業主婦になりたいと考える女性はどれくらいいるのでしょうか?

3人に1人が「本当は専業主婦になりたい」
ソニー生命保険株式会社が2015年2月、20~60歳の女性を対象に行った「女性の活躍に関する調査」のなかでは、働く女性のうち「本当は専業主婦になりたい」と回答したのは33.4%。約3人に1人の女性が、働きながらも専業主婦を希望していることがわかります年代別にみてみると専業主婦に憧れをもつ女性は20~30代に多く、20代では41.8%、30代では43.3%4割を超える女性が専業主婦を希望しています
いったいなぜ、専業主婦になりたいのでしょうか?

20~30代女性が専業主婦になりたいワケ
結婚や出産後に仕事を続けることは、女性にばかり負担がかかり難しいと言われています。2015年5月に株式会社キャリアデザインセンターが20~30代の女性を対象に行った「働く女性の仕事に関するアンケート調査」によると、専業主婦になりたい理由について次のような意見があげられました。

母親が専業主婦だったのでそうなりたい」(30歳/受付)
忙しすぎる毎日に疲れ果てた……」(30歳/総務・人事)

共働き家庭が片働き家庭を上回ったのは1997年のことそう考えると今の20~30代は、専業主婦の母親に育てられた人が半数以上になります専業主婦の母親の姿をみて育った場合、自身も母親のようになりたいという憧れを持つようです。また、仕事を辞めたい、働きたくないといった理由から専業主婦を希望する女性も一定数存在します
一方で、次のような理由から専業主婦になりたくないと考える女性もいます。

相手に何かあったとき、金銭的にも精神的にも相手を支えたいし、自分の身は自分で守りたい」(27歳/営業事務)
生活費を自分以外の人に頼るのは現実的ではないから。リスクが大きすぎる」(34歳/営業関連職)

離婚や夫が失業したときのリスクをふまえ、働き続けることを選ぶ堅実な女性もいます経済的な理由や、今後のことを考えると専業主婦はリスクが高いと感じている人も多いことがわかります

働く女性より、専業主婦の満足度のほうが高い
前述した「女性の活躍に関する調査」のなかで、現在の生活への満足度を調査したところ、専業主婦の61.3%が「現在の生活に満足している」と答えているのに比べ、働く女性では48.7%と大きく下回っています
これは、働く女性の家事や育児の負担が大きいことが要因として挙げられます。自分の代わりに誰かがやってくれるととても助かると思うものについては、「掃除」が44.3%、「炊事」が38.1%とツートップが並びます
さらに、女性が職場で働くために必要だと思うことの質問では、有職者の女性の67.5%が「休暇がとりやすい職場環境」、54.3%が「家族の協力」と答えています女性が家庭と仕事を両立するためには家族や社会の理解が必要不可欠なことがわかりますね

同調査のなかでは、専業主婦のうちの約3割は「働きたい」と回答していることもわかっています。とはいえ、「育児後の再就職が厳しい」「家事と仕事を両立するのが難しい」などの理由から断念しているようです仕事だけでなく家事や育児、そこに介護なども加われば女性の負担は想像以上に大きなものになります。もしかすると、働く女性が「専業主婦になりたい」と望むのは、「家庭と仕事を両立できる環境が整っていないから」という原因が大きいのかもしれません

参考 Mocosuku編集部 2015.07.28

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