2016年の新成人121万人→5万人減少

新成人は121万人、前年からは5万人の減少

総務省統計局は2015年12月31日、2016年1月1日現在における「申(さる)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した

それによると申(さる)年生まれの人口は991万人で、新成人の人口は121万人との推計となり、新成人の数は去年2015年と比べると5万人減った値となった

2016年の新成人(2015年中に成人に達した人、2016年1月1日現在20歳)の人口は121万人だが、内訳としては男性62万人、女性59万人で、男性は女性より3万人多い

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)

新成人の人口推移を見ると、グラフ左側に位置する1970年が一番多いこれは第一次ベビーブーム世代が成人に達したのが原因その後減少を続けているが、1980年以降再び増加に転じ、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達する1995年前後にピークを見せる。その後減少傾向を再開し、今はそれが継続中の状態にある。

今回発表された2016年の新成人121万人は、データが残っている範囲では過去最低値を記録した去年2014年の121万人と同じ値。前年2015年分では21年ぶりに増加したが、今回年では再び減少に転じ、総人口に占める比率も2014年同様に過去最低値となった。2014年まで同様に新成人において、「人口そのものの減少」「若年層人口の減少」の2つの状況が並行して生じたことになる。そして昨年同様に総人口比で1%未満(2つ目のグラフで確認できるが、6年連続の状況)も継続中。

国立社会保障・人口問題研究所では新成人数は今後も上下を繰り返しながら中期的には減少の動きを示し、2025年には110万人を下回る106万人になると見込んでいる

なおグラフ上、1987年に大きなへこみが生じているのが目に留まる。これは昭和41年・丙午(ひのえうま)年生まれの人が成人した年。いわゆる「丙午信仰・迷信」により出産数が極端に少なかったことに起因するもの。これが主な原因で、上記にある通り十二支では丙午生まれの人口がもっとも少なくなっている。このように視覚化すると、ここまではっきりとした動向が確認できる次第である。歴史的事実として覚えておくとよいだろう。

申年生まれは991万人

2016年は申年。その申年生まれの人口は合わせて991万人で、そのうち男性は480万人・女性は512万人。総人口1億2683万人に占める比率は7.8%。出生年別に見ると、2016年中に48歳になる昭和43年(1968年)生まれの人が182万人でもっとも多い次いで多いのは昭和19年(1944年)生まれの人で159万人との結果が出ている。また申年生まれの人口は十二支の中では11番目に多い人数となっている(一番多いのは丑(うし)年生まれで1111万人) 。

↑ 男女、出生年別申(さる)年生まれの人口(万人)
↑ 男女、出生年別申(さる)年生まれの人口(万人)

2016年は申年の中でも丙申(ひのえさる)に該当する。陰陽五行説では色々ともやもやしていた2015年から転じて、ポジティブさが表れるものの、臨機応変かつ将来を見据えた対応と判断行動が求められる年とされている。例えば前回の丙申である1956年は、日本が国際連合に加盟、フルシチョフによるスターリン批判、水俣病に関する第一号公式認定患者確認、日ソ共同宣言、ハンガリー動乱、カストロ氏のキューバ上陸・ゲリラ作戦の開始などが生じている。今年もまた、国内外を問わず歴史の転換点となる多くの決断が行われ、事象が生じるのかもしれない

参考 不破雷蔵  2015.12.31

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