2014年の携帯電話出荷台数とメーカー別シェア

今回マイクロソフトから販売される「Nokia105」もインドではいわゆる「1,000ルピー端末」と呼ばれて、20ドル前後の端末である。

「Nokia105」は2Gのみに対応し、音声通話(電話)とショートメッセージ(SMS)程度しか利用できないそれでも新興国市場では「Nokiaの100番台」は現在でも大人気である。新興国市場でニーズが高い「デュアルSIM対応」(1台の端末に2枚のSIMカードを挿入して利用できる)、充電のための電気が少ない地域においても利用されるよう充電時間が長持ちである。「Nokia105」は35日間電池が持つことがウリである

またかつて「携帯電話の代名詞」だったNokiaは先進国だけでなく、新興国でも大人気だった。そのため現在でも新興国のあらゆるところに販売チャネルやマーケティングのノウハウ、高い知名度(ブランド力)を持っている。NokiaのフィーチャーフォンはWindows Phoneスマートフォン「Lumiaシリーズ」よりもフィーチャーフォンの方が圧倒的に人気が高く、アジアやアフリカ、中南米などの新興国市場では現在でも多く出荷されている。

実際、2014年1年間に出荷された携帯電話の出荷台数では「Nokiaブランドのフィーチャーフォン」を提供しているマイクロソフトは世界で3位で約1億8,566万台(シェア9.9%)出荷している。

それでも2013年にはマイクロソフトは約2億5,000万台(シェア13.9%)を出荷していたので、いまだに世界3位とはいえ出荷台数、シェアは減少しつつある。その背景には世界中でのスマートフォンの低価格化と、廉価版スマートフォンにも関わらず充電の持ちが良い端末が登場しているからだ。特にインドでは地場メーカーが「Firefox OS」を搭載した30ドル台のスマートフォンを市場に投入してきた。このような低価格スマートフォンはマイクロソフトにとっては強敵である。

(表)2014年の携帯電話出荷台数とメーカー別シェア

画像

(ガートナー発表資料を元に作成)

 

参考 YAHOO!ニュース

【関連する記事】