鹿児島県民→肩こりがひどいらしい

パナソニックが発表した「肩コリ県ランキング」によると、47都道府県の中でも肩こりを感じている人が多い都道府県は、1位が鹿児島県、2位が福島県、3位が東京都だそうです。同じ日本人なのだからそんなに違いはないだろうと思いきや、地域によってかなり差があることがわかりました。その詳細について見ていきましょう。

地域によって異なる肩こりの感じ方

パナソニック株式会社では、5月1日発売の「おうちリフレ」(EW-NA65)の新発売に際し、20~60代の男女8360名を対象とした「肩コリに関する意識・実態調査」を実施。この調査結果を元に、「47都道府県肩コリ県ランキング」を作成しました。この調査では、肩こりの頻度(9段階)と程度(5段階)で自己評価し、合計で100点満点となるよう得点化し、各都道府県の平均点を算出しました。上位および下位は次の通りです。

【肩こり県】

1位 鹿児島県(69.29点)
2位 福島県(68.90点)
3位 東京都(68.25点)

【肩こらない県】

1位 沖縄県(54.03点)
2位 佐賀県(57.48点)
3位 群馬県(57.79点)

 気候と肩こりには相関なし?

肩こりを感じている人が多い「肩こり県」については、九州、関東、東北ときれいに地域が分かれました。1位の鹿児島県は肩こりの程度について、5段階中5の評価(非常にこっている)と回答した人が全国平均42%もいました。一方、肩こりに悩んでいる人が少ない「肩こらない県」では、沖縄県が断トツの1位。沖縄県は肩こりを「まったく感じていない」と回答した人が21%と最も多く、「なんくるないさー」の大らかな気風と共通する部分を感じさせます。ただし、沖縄に次いで国土の南側に位置する鹿児島県が最も肩こりがひどいことから、気象条件と肩こりにはあまり関係がないことがわかります。実際に、得点が63点以上の「高肩こり」の地域は、北から南まで分散しています。

男女の肩こり具合に落差がある地域も

次に、「肩コリ県ランキング」を男女別に見てみましょう。特に女性の順位が大きく入れ替わり、1位は岡山県、2位は長崎県、3位は総合と同じ東京都という結果になっています。一方、男性の1位は鹿児島県、2位は香川県、3位は福島県となりました。都道府県で男女間に最も大きな差が出たのは、岡山県(男性37位・女性1位・総合10位)、長崎県(男性29位・女性2位・総合11位)、愛知県(男性35位・女性9位・総合22位)、神奈川県(男性28位・女性6位・総合15位)など。男女で20位以上差が開く結果となっています。

県民性博士が語る肩こりと県民性の関係

県民性研究の第一人者であり、各都道府県の特性や県民性に詳しい矢野新一氏によれば、各都道府県の「県民性」が肩こりの一因になっているとのこと。例えば、肩こり県1位の鹿児島県は、歴史的に男性上位社会の風土。「九州男児」という表現もある通り、芯が強くしっかり者、根性がある人が多いと言います。特に男性の肩こりが多いという結果は、根が真面目な鹿児島県の男性たちが、「男らしく、強くあらねばいけない」と思うがあまり、ストレスを抱えてしまっていることの表れと考えられるそうです。一方、女性1位の岡山県は、いわゆる「理数系」の県で、歴史的に商人の街であった大阪から依頼を受けて、鋤や鍬などのさまざまな道具を生み出してきた、真面目な職人の県です。女性は完璧主義者で自分でハードルを上げてしまう人が多く、その分ストレスも溜まってしまうのではないかとのこと。地域性と肩こりの関係、掘り下げればもっと面白いことがわかりそうですね。

参考 Mocosuku Woman 2015.04.21

 

 

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