高齢者親子同居率増加

18歳以上の子どもが親と同居する割合は減っているのに子が65歳以上なら同居は増えている――。国立社会保障・人口問題研究所が4日に公表した2014年の世帯動態調査で、こんな傾向が浮かび上がった。

調査は5年に1回。今回は14年7月に全国の1万6388世帯を対象に実施し、1万1011世帯(67・2%)が答えた。

 18歳以上の子どもが親と同居する割合は52・3%で、前回の09年調査(56・5%)より4・2ポイント減少。前々回の04年調査(60・5%)から低下傾向が続く。

子の年齢が20~39歳の場合、男性は前回比5・2ポイント減の50・6%で、女性は同1・4ポイント増の48・9%だった一方、子が65歳以上の場合は26・7%で、04年調査(20・4%)、09年調査(25・5%)から増え続けている。同研究所の調査担当者は「介護などの要因もあるのではないか。きょうだい数の減少で、親と同居する割合が上がっていることも考えられる」と分析している。(蔭西晴子)

参考 朝日新聞デジタル 2015.09.05

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