高速鉄道→シンガポールが中国受注に難色

マレーシアのクアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道建設事業の受注で、中国がライバルの日本、フランスなどに比べ有利だとの見方がある中、4日付南洋商報は、シンガポール側が安全上の懸念から中国による落札に難色を示していると伝えた
中国の国有企業は昨年末から、マレーシアの政府系投資会社の資産買収などに250億リンギ(約7,200億円)を投資しており、高速鉄道受注に向けた布石との観測が根強い投資額には中国が高速鉄道受注に向け設立した中国鉄路工程集団(中国中鉄、CREC)アジア太平洋本部への投資額20億米ドル(約2,230億円)も含まれている

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しかし、シンガポールの外交官は、高速鉄道構想について、「シンガポールの計画はまだ固まっていない」と述べる一方、シンガポールが日本の新幹線に傾いているとの説にも「驚いている」と語ったとされる
都市計画専門家のゴー・ボクイエン氏は「中国はコストの安さと全面的な融資、外交面からみて高速鉄道を受注できるかもしれないがプロジェクト管理会社も設立されておらず、どこが落札するかを判断するのは時期尚早だ」と指摘した

NNA2016.04.05

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