高血圧性脳内出血ってどんな病気?

高血圧性脳内出血の症状と原因とは

高血圧性脳出血は高血圧治療や減塩の食事指導などによって減少してはきたものの、最近では若い世代にも多く見られようになりました高血圧性脳出血にかかると、治療後の機能的回復もよいとは言えず、発症後6か月後に自立できる割合は約20%と低く、30日以内の死亡が52%にも達します

症状発症時には症状として頭痛、めまい、嘔吐、意識障害、体のまひ(片麻痺)、ろれつがまわらない、歩行ができなくなるなどの症状が出て、収縮期血圧も200mmHgを超えることがほとんどです

症状は出血量と場所により、大脳皮質に起こった場合は意識障害や片麻痺、小脳ではめまいや嘔吐(小脳症状)、脳幹出血では突然の意識障害、四肢麻痺などに加え、呼吸の傷害など生命の維持に必要な機能に関わってきます

原因高血圧性脳出血の背景には高血圧が必ずあり、発症の原因としては未治療の高血圧、薬を服用しているものの適切な降圧が得られていないもの(管理不十分な高血圧)などがあります

 

■高血圧性脳内出血を防ぐ方法と治療法

それでは、高血圧性脳出血を防ぐことはできるのか、また、もし起きてしまった場合にはどのような治療をするのでしょうか

予防方法高血圧性脳出血を予防する最善の方法はドクターの指導のもとで高血圧を適切に管理し、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などのその他の生活習慣病も併せて管理・予防し、喫煙習慣や肥満なども回避・中止することです

高血圧だとしても適切に管理されていて血圧が上がらない状態なら、高血圧性脳出血は起こりません

危険因子としては高血圧と診断されたことがある、MRIで多発無症候性ラクナ梗塞が認められている、HDLコレステロールが低いことがあげられます

高血圧性脳出血は予測できないものの、これらの危険因子があるかないかは、病院で調べることができます。

日常生活においては、喫煙などの習慣を見直す、自分の血圧を知っておく、食生活を改善する、適度な運動を心がけるなどの予防策があります

治療方法高血圧性脳出血の治療の基本はまず出血を止めることです

前述したような症状が現れた場合には、すみやかに救急車を呼んで、病院を受診してください。診断は、診察による神経学的な機能の評価に加え、頭部CTを撮影することで速やかに行われます(場合によりに追加してMRI検査や髄液穿刺を行う場合があります)。

治療の大原則は適切な降圧(血圧を下げる)ですカルシウム拮抗薬の静注などを使用して降圧します。また、出血部位(被殻、小脳、皮質下出血)によっては手術適応となります

ヘルスケア大学2016.05.04

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