韓国経済に不利なタイミングにMERS

中国メディアの科技新報は21日、MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスの感染を韓国は「いまだ食い止めることができていない」と指摘し、2015年の経済成長率は3%を下回る可能性が出てきたと論じた

記事は、韓国メディアの報道を引用し、MERSは韓国経済にとって「極めて不利なタイミングで発生した」と伝え、輸出不振に陥っていた韓国でようやく消費が上向きつつあるタイミングだったと論じた

さらに、MERSによって内需は再び冷え込みつつあると指摘し、6月第1週における百貨店の売上高が5月の第1週、第2週に比べて25%減となり、大型ディスカウントストアの売上高も同7.2%減になったことを紹介。さらにクレジットカードの利用額も減少しているとしたほか、今後は雇用情勢にも影響が出てくる可能性もあることを紹介した

続けて、韓国経済研究院の予測を引用し、MERSの影響が今後さらに3カ月間にわたって続く場合、経済損失は20兆ウォン(約2兆2257億円)に達し、15年のGDP成長率は2.8%まで落ち込む可能性があることを指摘し、韓国の中央銀行である韓国銀行が4月初めに発表した3.1%を下回る可能性があると論じた

さらに記事は、ロイター通信の報道を引用し、信用格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスが18日にMERSの拡大は韓国にとって「クレジットネガティブ」であり、消費者信頼感を悪化させる可能性があることを指摘。さらに、韓国政府がMERS対応のために刺激策を打ち出したことは「韓国の債務問題を悪化させる恐れがある」と指摘したことを紹介した

参考 サーチナ 2015.06.22

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