韓国経済にデフレ懸念

韓国メディアの「EDAILY」は、韓国政府が25日に発表した下半期経済政策方向の中で、今年の消費者物価上昇率の見通しを2.0%から0.7%に下方修正したことをうけ、この統計が開始された1965年以降「最も低い水準であり、90年代の日本の不況の初期段階と同様の姿」であると伝えた

記事によると、韓国の今までの消費者物価上昇率が0%代を記録したのは、アジア通貨危機直後の1999年の0.8%が唯一であり今回の発表により、デフレが現実のものになる見通しが大きくなってきたと伝えた

また記事は、このような状況は、低成長・低金利・低物価を経験した日本の不況の初期段階と似ており、1994年に日本は0.7%という消費者物価上昇率を記録した後、日本経済は長期低迷に入り、偶然にも韓国政府が予測した数値と同じ消費者物価上昇率であったと報じた

さらに、輸出不振が経済成長率を制限する現象も20年前の日本と類似しているとし、1980年代までは世界の輸出を主導した日本の輸出市場のシェアは、1990年代初めの9%をピークに低下し始めたことと比較しても、最近の韓国の輸出市場のシェアも、過去10年間で2%―3%のレベルで停滞していると指摘した

しかし記事は、韓国政府はデフレに対する警告が大きくなっているにもかかわらず、何の対策も出していないと指摘企画財政部が今年の消費者物価上昇率の見通しを過去最低だとしながらも、韓国政府は「低成長・低物価の構造から“脱皮”する時まではマクロ政策を継続する」という原則の立場だけを表明し続けていると伝えた

これらの状況に対し、韓国のネットユーザー達は「対策があるのか?MERS1つとってもまともにふせげないのに」デフレになると5年前からすでにわかっていたのに、防げないということは本当に無能ということだ」などと韓国政府を批判するコメントのほか、「日本はそれでも90年代に世界最高の好況だったけど韓国は何だ?」「笑える。日本と同じだって?韓国が(デフレに)ハマったら終わりだよ。日本が耐えたのは(デフレに)ハマる前に経済力が世界2位だった韓国が日本と同じだと思うのは韓国人の考えだね」「日本と比較する?日本の技術力は今までも認められてる。韓国の技術力が日本に追い付くにはまだまだなのに」といったコメントが多数寄せられた

参考 サーチナ 2015.06.28

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