韓国の旅客船→60%は老朽船

旅客船セウォル号の沈没事故をめぐり、韓国・中央日報は4月30日、韓国が海外から輸入する旅客船の63.2%が船齢15年以上の老朽船だと報じた。

このデータはセヌリ党の朱永順議員が国土交通部から入手した。日本では安全性の問題から、船齢15年以上で2000トン超の旅客船は船舶法に基づき、事実上の「死亡宣告」を受ける

日本で役目を終えた船は一般に東南アジアなどの造船業が未発達の国に輸出されてきたが、最近になって造船大国の韓国にも多く輸出されるようになった。

その背景には韓国が2009年、船齢の上限を20年から30年に引き上げたことがある。当時、国土交通部は「韓国で使用し、上限の年を迎えた船は東南アジア諸国に安値で売るしかなく、海運会社の負担が大きい」として上限を引き上げた。こうした流れの中、国内の船会社は船齢15年以上の中古旅客船を安価で購入し、修学旅行などで使われる路線に投入するようになった。

現在、韓国で登録されている旅客船のうち、20.8%が船齢の高い輸入船だという。このうち15年以上の老朽船の割合は船齢の上限が引き上げられる前の29.4%から、63.2%まで拡大した。船齢が20年を超え、廃棄寸前という船も15.8%を占める。

参考 中国新聞網 2014.05.01

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