韓国→二次電池容量を5倍に増やす技術

サムスン・成均館(ソンギュングァン)大・漢陽(ハンヤン)大の産学協力で構成された研究陣が既存の二次電池より容量が5倍大きい次世代二次電池の基盤となるリチウム保存反応構造を世界で初めて発見した。

サムスン電子総合技術院素材研究センターのソン・ジョングク専門研究員(博士)、成均館大のキム・ジマン教授(化学科)とユン・ウォンソプ教授(エネルギー科学科)、漢陽大のキム・ハンス教授(エネルギー工学科)による共同研究チームは22日、融合科学分野の世界的学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」にこのような研究論文を発表した

研究陣は規則的なナノメートル(1nm=10億分の1m)単位構造を持つモリブデン酸化物に、理論的に知られている既存の保存量比2倍以上のリチウムを保存できることを発見したナノ物質に新しいリチウム保存空間を確保することができるという事実を明らかにしたのだ

研究陣はまた、ナノ構造化されたモリブデン酸化物をバッテリー電極として活用すれば、既存の炭素電極に比べて容量が5倍以上大きい革新的なバッテリーを開発できると予想した

これまで学界と産業界ではモバイル機器や電気自動車などに使われる二次電池を開発するためにナノ物質を活用する研究が活発に行われてきた。しかし、ナノ物質の作動メカニズム(反応構造)が明確でないため実用化が容易ではなかった

今回の論文の第1著者であるソン・ジョングク専門研究員は「ナノ科学に基づいたリチウム保存モデルを世界に先駆けて提示し、これまで明らかになっている以上の高容量エネルギー保存が可能な新しい素材開発の可能性を開いた」と述べた

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

中央日報日本語版 2016.03.23

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