酒田港に木質バイオ発電施設建設へ

 酒田市の酒田港に県産木材を使用する木質バイオマス発電施設が建設されることが30日、分かった。東京都内の商社が施設を建設し、10万立方メートル分の県産木材を使用する予定。計画通りに完成すれば、県産木材を使う木質バイオマス発電施設としては県内最大級となる。県が本県の豊かな森林資源を有効活用し、地域活性化につなげる「やまがた森林(モリ)ノミクス」の一環として、同社を誘致した。来年度以降に着工するとみられる。

吉村美栄子知事が同日、山形市内で開かれた県町村会の会合で各町村長に明らかにした。県エネルギー政策推進課などによると、県産木材と同量程度の輸入木材も発電に使用。発電した電力は県内に供給される。

やまがた森林ノミクスの取り組みとしては、鶴岡市にも木質バイオマス発電施設が建設され、間もなく稼働するほか、新庄市では集成材工場が建設され、来年度からの稼働に向け準備が進められている鶴岡市の発電施設ではチップも製造されるが、酒田港の施設は発電のみ。県産木材の使用量は鶴岡市の施設の約2倍となる見込みだ

本県の森林資源は約1億立方メートルとされるが、年間使用量は30万立方メートル程度。成長量の半分にも満たない状況で、県は2017年度までに木材などとして森林資源の供給を57万立方メートルに増やすことを目標としている

参考 山形新聞社 2015.10.01

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