走ると老ける→ランナーズフェイス

「ランナーズフェイス(runner’s face)」という言葉を聞いたことのある方は、あまりいないかもしれませんね。これは私がアメリカで過ごしていた頃、よく耳にした言葉です。ご存知の通り、アメリカはランニング大国老若男女問わず、たくさんの方が道や公園を走っていらっしゃいます

だから「ランナーズフェイス」って、さぞかしポジティブな意味だろう・・・と思いますよね? でも実は、たるんだ老け顔を表す皮肉っぽい表現なんです。「よく走る人独特の、おじいちゃん顔、おばあちゃん顔」。「あぁ、ああいう老け顔ね」くらいのニュアンスです。皆さんの周りや有名人でも、思い当たる人がいるのでは? よく走るから贅肉のない綺麗なボディなんだけど、お顔はなんだかシワ枯れて、頬のお肉がダルンと下がってしまっている方がこれが「ランナーズフェイス」です

「ランナーズフェイス」を作る原因には諸説あります。まず、物理的な振動によるたるみ。長時間の過度なランニングによって顔のお肉が下方向に引っ張られ、たるんでしまう20代前半までの若い肌なら自身の弾力で元に戻せるものの、エイジングが始まった肌だと抗えずに下がってしまうという訳。こんなときにも、皮膚の記憶力の良さがはたらいてしまうんですね。

そしてもう一つは、やはり紫外線の影響。私はこちらのダメージの方が決定的なのではないかと考えています。外を走っている方、日焼け止めは塗っていますか? 20-30分以上走る方は、途中で塗り直していますか? 男性はなかなか塗り直しをしていただけないんですが、汗や皮脂で、日焼け止めは流れ落ちてしまいますので、汗っかきな方は特に、塗り直しは本来必須なんです

日焼けするくらい、別にいいし」くらいに思っていると、おじいちゃん顔のランナーズフェイスにまっしぐらです! 男性は、紫外線ダメージ=日焼けとシミくらいに思っている方が多いようなんですが肌の奥にまで到達して、タルミやシワにも直結するんです紫外線で弾力を失った肌に、走る振動で下向きの力が加わったらどんなことになるか、想像できますよね?

と、お話しておきながら、私、ランニングそのものは実は賛成です。おじいちゃん顔に向かっている兆候を見つけたら、走る時間の見直しや日焼け止めの再徹底は是非していただきたいのですが、運動をまるでしないでゴロゴロしているより、やっぱり体は動かすべきです。簡単なストレッチやウォーキングももちろんいいけれど、週に一度くらいは“息があがるような運動”を短時間でも取り入れることが、トータルな健康や若々しさを維持するためのコツです

おじいちゃん顔にならないよう加減に注意しながら、適度に運動を取り入れましょう!

参考 @DIME 2015.10.07

 

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