豪州産牛肉→中国輸出シフトへ

中国とオーストラリアの自由貿易協定(FTA)発効後、中国は豪州産牛肉などの輸入関税を撤廃する豪州にとっては日本より有利な内容で、今後、日本企業が牛肉調達で中国勢に買い負けるケースが増えそうだ
 アボット首相は17日、FTA署名後、「中国で、良質の(豪州産)牛肉やワインをもっと楽しめるようになるだろう」と輸出拡大に自信を示した中国は、最大25%の牛肉関税を9年間で、同20%のワイン関税を4年間で撤廃する中間所得層の拡大で消費が旺盛になっている中国は、牛肉輸入を増やすことが急務となっている
 一方、1月に発効した日豪経済連携協定(EPA)では、日本が適用する牛肉関税率は最終的に、冷蔵が23.5%冷凍が19.5%にとどまる。店頭価格は中国より割高になる可能性が高い
豪肉牛生産者協議会は「中豪FTAで牛肉販売が2億7000万豪ドル(約260億円)増える見込みだ」と期待高品質部位だけを買う日本企業より、ほぼ丸ごと買う中国企業向けの方が出荷しやすいとの指摘もある

参考 時事通信 2015.06.17

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