豪州産コメにも輸入枠→米国産の12%

日本政府は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、豪州産のコメについても無税か低関税の「輸入枠」をつくる方向で調整に入った米国とは、米国産米の輸入枠の規模で調整を続けており、豪州産はこの12%相当の量を想定する

コメの輸出拡大を求める農業大国の豪州には、米国と同じように輸入枠を設ける必要があると判断した。「米国向けの12%程度」の規模は、過去の輸入実績を踏まえたもの。仮に米国産の枠が5万トンになれば、その12%の豪州産と合わせて計5・6万トン程度となる見通しだ。日本政府内では、これと同じ量の国産米を買い上げて備蓄に回し、コメの価格が下がらないようにする案も検討している。

輸入枠は、9日に始まる日米実務者協議での最大の焦点。米豪と同じくコメの輸出国であるベトナムとは、すでに「現状維持」で合意しており、米国と合意できれば、日本が重要品目としてきたコメの扱いは決着のめどがつく。日米が7月末をめざすTPP交渉全体の合意にも、大きく前進することになる

参考 朝日新聞デジタル 2015.07.09

【関連する記事】