誘拐されて中国に売られるベトナム人花嫁

シンガポール紙サンデー・タイムズは7日、「花嫁になるか?それとも娼婦になるか?」との見出しで、ベトナム人女性が誘拐されて中国南部の奥地に売りとばされている実態を報じた

10月に発覚した事件では、人身売買ブローカー2人がホーチミンからハノイへ向かう飛行機に乗ろうとしていたところをベトナム当局に逮捕された。

ブローカーは誘拐した3人の女性を連れていた。女性たちはハノイから中国南部の奥地に連れて行かれ、現地の買い主と結婚させられる予定だったという。

ベトナムの貧困女性が誘拐され、中国に売り飛ばされるのを防ごうと、中国とベトナムの当局は取り締まりに力を入れているが、被害者は増加の一途をたどっている

中国メディアによると、中国公安部刑偵局の誘拐取り締まり室副主任は、「最近は国際結婚の仲介業者や婚活サイトがいわゆる『ベトナム人花嫁の共同購入』を後押ししている表面上は普通の仲介業者だが、その大半は誘拐に絡んでいる」と説明する。

仲介業者はベトナムの若い女性に「中国大都市の金持ち男性との結婚」を約束するが実際には中国の農村に花嫁として売り飛ばされているという。これまでの被害者数は正確には分からないが、毎年数千人に上るとみられている

ベトナムの慈善活動家は「誘拐されたベトナム女性は厳しい選択を迫られると聞く娼婦になるか、それとも花嫁になるかの二者択一だそうだ」と話している。

参考 FOCUS ASIA.com 2014.12.05

 

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