認知症ノリスクを53%も減らせる

ダイエットは体の健康だけでなく、脳の健康にもいいことがあきらかになりました
ラッシュ大学医療センターが開発したMINDダイエットでは、認知症のリスクを53%も減らせるという研究結果が出たのです。

このダイエットを厳密に実行せず、緩やかに従うという程度の人でも、リスクは1/3になりました。

今回行われた研究では58歳から98歳の900人以上を対象に、食べたものを記録してもらい、繰り返し認識力の検査を行いました。その結果、ダイエットを完全に行った人の認識能力は7.5歳若い人と同じであるという結果が出ました

病気を引き起こす要因には、遺伝、喫煙、運動などさまざまなものがあります。研究の筆頭著者である栄養疫学者のマーサ・クレア・モリス博士は、このダイエットは他の要因に関係なく、認知症にかかりにくくなると言います
食材は身近なものばかり。早速、詳しく見てみましょう。

野菜や果物をたっぷり食べる
まず、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど、ビタミンAとCが豊富な緑の濃い葉野菜を食べることです。週に6日以上摂ると、より効果が高まります。

もちろん、他の野菜もなるべく多くの種類を食べましょう。いつものサラダや煮物に、もう一種類プラス。パプリカで彩りを添えたり、エンドウやオクラも手軽でお勧めです。

MINDダイエットで特徴的なのが、ベリーです。脳を守るのに一番のお勧めはブルーベリーで、イチゴも効果があります。週2回は食べましょう。

良質の脂肪、繊維、抗酸化物質を含むナッツは、心臓にも脳にもいいのです。ちょっとしたおやつ代わりに、週5回は食べてください。

たんぱく質は豆や鶏肉で
低カロリー、低脂肪で、繊維とたんぱく質を豊富に含む豆類は、ダイエットには欠かせません。週3回食べると認知症のリスクが減ります

全粒粉のパンやパスタもMINDダイエットの柱の一つで、こちらも週3回は食べましょう
MINDダイエットでは、魚は週1回食べれば十分とされています。一方、鶏、アヒルなどの家禽類は、週2回以上食べることが勧められています

オリーブオイルをメインの油として使う人は、認知力が衰えにくいことも、調査結果から明らかになっています。生食か炒め物などに使うかで、上手に使い分けましょう。
ワインは毎日飲みましょう。ただしグラス1杯です

気をつけたい食べ物
赤身の肉は週4回まで、甘いものは週5回まで。どちらも週1回という地中海式ダイエットよりは、緩やかですね。
バターやマーガリンは1日小さじ1杯まで。パンにはオリーブオイルをつけましょうおいしいチーズも、脳にはメリットがないので週1回にしましょう
これらの多くは伝統的な和食にはなかったものです。
野菜のおひたしやゴマ和え、煮豆などが並んだ昔の食卓は、脳の健康にもいいものだったのですね
味噌や納豆、漬物などの発酵食品も、和食の強みです
MINDダイエットを心の片隅に置いて、緩やかに食生活を変えてみませんか。

参考:
http://www.cbsnews.com/media/mind-diet-foods-avoid-alzheimers-boost-brain-health/

参考 Mocosuku編集部 2015.04.09

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