認知症→生活習慣との関係解明へ

「認知症のなりやすさ」と生活習慣との因果関係を解明するため、大分県と同県臼杵市、東芝、大分大が共同で実証研究を始めることになり、28日、大分県庁で連携協定を結んだ65歳以上の高齢者約1000人にリストバンド型センサーを装着して睡眠時間などのデータを集め、生活習慣と認知症発症との関連性を調べる。東芝などによると、同様の研究は全国初。

臼杵市で高齢男女約1000人のモニターを募り、早ければ6月から実施する。費用は年間約7300万円

 約200人ずつの5グループに分け、東芝製のリストバンド型センサーを約1週間ずつ年間4回着用してもらい、発話量(声を出した時間)や活動量、体温や血圧などの生活・身体データを調べる調査は3年間継続する並行して全員に早期認知症の診断も実施。疑いのある人は大分大で専門的な検診もして、集めたデータとの関連性を調べる

大分大の北野正剛学長は「認知症の発症は遺伝的、生活習慣などさまざまな要因があると言われるがなかなか証拠がない。有効な予防法を確立し、県民・国民の健康増進に寄与したい」と語った東芝は、解析データを基に2020年にも認知症リスクを抑えるサービスの実用化につなげたい考えだ

参考 毎日新聞 2015.04.28

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