血小板製剤→ipsで大量生産へ

ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)からの輸血用血小板製剤を開発している京都市下京区の企業「メガカリオン」がこのほど、大量生産に向けた技術研究の新たな拠点を同区内に設けた
同社は2011年設立血管が損傷した時に止血の役割を持つ血小板を、iPS細胞から大量に作製する技術確立に取り組んでいる。現在の輸血は献血で成り立っているが、少子高齢化が進むと不足する懸念があるという
新たな拠点は、同区の京都リサーチパークにあり、延べ床面積約136平方メートル。既存の京都大との共同研究拠点では約10リットルの細胞培養タンクが数台あるが、1カ月に1~2人分作るのが限界だった新拠点では、数十リットルのタンク5台程度を稼働させる予定で、当面は月に10人分を作製できる技術の確立を目指す
同社の三輪玄二郎社長は「将来的に治験届けを提出し、製造・販売の承認を得られる頃には年間数万人分の製剤を製造できるプロセスを確立したい」としている。

京都新聞2016.05.17

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