脳は3歳までに9割決まる!?

ベストセラーとなり、名著『幼稚園では遅すぎる』著者でソニー創業者の井深大氏も絶賛した、久保田競+久保田カヨ子著『赤ちゃん教育』(1983年刊、その後絶版)。
あまりに貸出が多く本がボロボロになり、国会図書館からも消えた。
アマゾンマーケットプレイスでは、10,056円のプレミア価格がついた
そんな“0歳からの伝説の育児バイブル”が、最新の脳科学データをアップデート&190点近いイラストも一新して完全リニューアル!
発売以来話題を呼んでいる本書は、Amazon.co.jp「子育てジャンル」で何度も1位となり、第3刷が決定。海外からも、続々翻訳オファーがきているという。
なぜ、お母さんだけでなく、お父さんにも『赤ちゃん教育』が支持されているのか?
脳科学の世界的権威である久保田競氏と『中居正広の金曜日のスマたちへ<金スマ>』(TBSテレビ系)で“脳科学おばあちゃん”と紹介された久保田カヨ子氏だが、クボタメソッドの原点はすべて『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』にある
このたび、「子どもの『脳力』は3歳までに9割決まる!? 」という疑問を著者にぶつけてみた。さて、その答えは……?

● 生後1年間の脳の発達はものすごい

『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』でお話しする育児の基本原則は、「脳と身体の発達には、一定の順序と規則があるから、それに従って育てよう」ということです

その点から考えれば、「生まれたその日からの人間づくり」が、この本のねらいです。

幼児教育は、「3歳からでは遅すぎる」などといわれています事実、教育を3歳からはじめると、その後の知能の発達に大きな立ち遅れがめだちます

3歳からの教育をうまく行なうには、それ以前の育て方が影響するのです。

いいかえれば、「オギャー」と声を出して、この世に生を受けた赤ちゃんが、2本足で歩きだすまでの8カ月から1年3カ月ぐらいまでは、赤ちゃんのその後の人生を決定的に決める大切な時期なのです

こうお話しすると、「歩くこともできない赤ちゃんに、どんな教育をすれば
いいのかしら」と疑問をもたれる方も多いはずです。

「話しかけてもわからないし、赤ちゃんのほうは、泣くばかりで、たいしてコ
ミュニケーションもできない」と思われるでしょうが、じつはそんなことは、
けっしてないのです。

赤ちゃんの脳は、生まれたその日から約1年のあいだに、毎日毎日、猛烈ないきおいで発達をつづけているのです。ただし、教育をつづければ、です

赤ちゃんの育児は、生まれた日からはじまり、一日も休んではいけないのです。

● 「三つ子の魂百まで」の本当の意味

人間の赤ちゃんというのは、まったく「たよりない生き物」です

世の中に生まれてきたばかりの赤ちゃんは、お父さん、お母さんから受けついだ遺伝的なものはもっていますが、自分ひとりでは生きていくことができません。

たとえば、ほかの四足動物、ライオンとか馬のように、生まれたその日から歩いたり、走ったりというようなことはできません。

しかし、どの赤ちゃんも呼吸して、「泣くこと」と「吸うこと」はできます。そして、個人によって、働きの差はそんなにありません。

しかし、外からいろいろな刺激を与えて育てていくことで、いろんな働きを覚えていきます
その結果、生後6カ月もすると、頭の働きは個人によって大きな差ができます

つまり、頭の働きのよい子に育てるのも、働きの悪い子に育てるのも、育て方1つで決まります。頭の働きが、外環境からの刺激の与え方しだいでほとんど決まってくるからです。

こうして、身体の成長と頭の働きの発達がちがってきて、性格、考え方、知能がちがってくるわけです。

三つ子の魂(たましい)百まで」という格言があります

人間としての頭の働きの基本が3歳ごろまでに、ほぼできあがってしまい、それがいつまでも残ると昔の人は考えたのです

たしかに、そのとおりなのです。しかし、これは、言葉がしゃべれ、他人とつき合えるようになって、人間の頭の働きの基本がほぼ決まってしまう、2~3歳のころに教育すればよいということではありません

2~3歳ごろに十分教育できるよう、その前に、つまり、歩きはじめるころまでに、教育しておかないといけないということです

この時期の赤ちゃんの反応はかぎられていますし、与える刺激は単純です
ですから、苦労は少ないといえますが、手抜きをすると、よい結果は得られません。お母さんは、自信をもって育児にあたられることをおすすめします

● 「東大でスポーツをしていても、 成績優秀で卒業できる」知力と体力

これだけ自然災害が増えてくる世の中になってくると、東大やいい大学に入れればいいや、という短絡的な学歴偏重教育では到底世界を股にかけた仕事はできません。

世界中の子どもたちと伍していける、タフでたくましい「生き抜く子」を育てないといけないのです

つまり、『赤ちゃん教育』も、東大生を育てるのが、目標ではありません。
そのつもりになって少し努力をすれば、東大にも入れる頭脳をもった子どもに育てられるということです。

私たちの次男は、本人の希望で東大に入りましたが、長男は高校を卒業して一級建築士になりました。しかし、私たちから見れば、さきに社会人になった長男のほうがはるかに優秀でしたが、本人が大学へ行かないと決めた以上、それはそれでいいと思っています

また、私たちの2人の息子が、知力と体力に恵まれたのは、親が学者であったり、健康であったという血統的な遺伝的な要素はごくわずかで、その99%は教育の成果だと私たちは確信しています

それはともかく、この『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』では、自分の年齢に応じて、自分の個性をはっきりもち、自分の責任で行動でき、学業の成績は適当によく、体育の成績もよく、遊びでも友だちをリードできる健康な子どもを育てることが目標です

● ベストセラー“0歳からの伝説の育児バイブル” がついに復刻!!

このたび、1983年の発売で長らく絶版となっていた、私と妻の『赤ちゃん教育』を、計25万部超の「カヨ子ばあちゃんシリーズ」……『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』を刊行したダイヤモンド社から出版しました。

おかげさまで、多くの方々に読んでいただき、『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』は第3刷が決定。海外から続々翻訳オファーもいただき、感謝の念でいっぱいです。ほんとうに、ありがとうございます

刊行に際し、190点近いイラストと本文をリニューアルし、最新の脳科学データを満載にしました。

1983年発行書籍は、一時期、アマゾンマーケットプレイスで10,056円の高値がつきました。

この本は、ソニーの伝説的創業者で、子育ての名著『幼稚園では遅すぎる』を書かれた井深大氏からも絶賛いただき、国会図書館からの貸出も多くて本がバラバラになり、貸出ができなくなった、“0歳からの伝説の育児バイブル”です

2009年に『中居正広の金曜日のスマたちへ<金スマ>』(TBSテレビ系)や『エチカの鏡』(当時、フジテレビ系)などで“脳科学おばあちゃん”と紹介された妻の久保田カヨ子と一緒に実践してきたクボタメソッドの原点はすべて『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』にあります

2人の息子も東大&一級建築士に合格。この20年で3000人超の赤ちゃんと接してきた我々の知見と経験をすべて書籍にとじこめました。

クボタメソッドが長年有効とされている秘密は、最新の脳科学データに基づき、前頭前野を鍛え、ワーキングメモリーの能力を高め、海馬を使う記憶の能力を高めるからです

参考 ダイヤモンド・オンライン 2015.09.22

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