胡錦濤前主席の側近を取り調べ

中国国営新華社通信は22日、胡錦濤(フーチンタオ)前国家主席の政務を支える共産党中央弁公庁主任を務めた令計画(リンチーホワ)・党統一戦線工作部長(58)が重大な規律違反の疑いで党の取り調べを受けていると伝えた

江沢民(チアンツォーミン)元国家主席に近い元高官の汚職摘発に続き、習近平(シーチンピン)指導部の追及が、胡氏の支持基盤である共産主義青年団(共青団)出身の有力幹部に及んだことが、党内に波紋を広げるのは必至だ

容疑は不明だが、党中央規律検査委員会は6月、令氏の実兄で山西省政治協商会議副主席の令政策氏を重大な規律違反の疑いで取り調べていると発表。外交筋や中国メディアによると、令計画氏の弟や妻も取り調べを受けているとの情報がある

山西省出身の令氏は1979年、党のエリート養成組織の共青団中央に入り、要職を歴任。共青団出身の胡氏が党総書記として2期目を迎えた07年に中央弁公庁トップの主任に就き、胡氏の腹心として政権運営にも影響力を及ぼした。12年の党大会で有力視されていた党指導部の政治局入りを逃していた。(北京=林望)

 

参考 朝日デジタル 2014.12.23

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