肺線維病新薬期待

 肺線維(せんい)症の原因たんぱく質を阻害する物質を開発しマウスで治療効果を確認したと、東京大や医薬品企業リボミック(東京都港区)などの研究チームが9日までに発表した肺線維症は肺で空気中の酸素を毛細血管に取り込む肺胞の壁が厚く、硬くなり、呼吸困難になる病気

研究成果は新薬開発に役立つと期待される。論文は米科学誌ネイチャー・ストラクチャラル・アンド・モレキュラー・バイオロジー電子版に掲載された。

肺線維症は血液中のたんぱく質「オートタキシン」が過剰に働き、脂質の一種を分解して「リゾホスファチジン酸」と呼ばれる物質を大量に生み出すと進行する。東大の濡木理教授らはオートタキシンに結合し、働きを強く阻害する物質を開発肺線維症と同様の症状のマウスに投与すると、治療効果があった

時事通信2016.04.09

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