約8割が感じている仕事上のストレス

あなたはいまの仕事にストレスを感じていますか? 社会に出て働いている以上、仕事の内容、人間関係、職場環境など多少のストレスがあるのは当然のこと。もちろんストレスのない環境が作れるならベストですが、発散できる程度のストレスなら、仕方ないものかもしれませんね。エン・ジャパン株式会社が働く男女2,667名に行なった調査によると、正規雇用者(正社員)の8割、非正規雇用者(派遣・契約社員・アルバイト)の6割以上が仕事でストレスを抱えていることが判明。そこで今回は多くの人が抱える仕事のストレスについて、その実態と原因をまとめてみました。

派遣や契約社員より正社員の方がストレスを感じていた!

まずは仕事上でどの程度ストレスを感じているのか、その実態をチェックしてみましょう。今回の調査によると、全体の19%が「かなり強く感じる」と回答さらに48%が「強く感じる」と答えていることから、全体の67%がストレスを感じて働いていることがわかりました。これを雇用形態別に見ると、「ストレスを感じている」という人は、正規雇用者で81%非正規雇用者で64%つまり正規雇用者の方が多いことがわかりました

ストレスの最大の原因は「人間関係」だった!

では具体的に何に対してストレスを感じているのでしょう? 全体を見てみると、人間関係をあげる人が最も多くその対象は「同僚・後輩に対して」が42%、「上司に対して」が40%という結果に。これを雇用形態別に見ると、正規雇用者では「上司との人間関係」が多く49%非正規雇用者では「同僚・後輩との人間関係」が多く42%であることがわかりました。また人間関係以外では、3人に1人が「給与が低い」ことをあげました。一方で、「仕事の量が多い」や「勤務時間が長い」といった業務負担によるストレスは、それぞれ2割以下という結果になりました

みんなのストレス体験は?

では具体的にはどんな内容でストレスを感じているのでしょう。みんなのストレス体験をまとめてみました。

上司との関係にストレスを感じている人

多かった意見は、「働かない」「責任を押し付ける」「アドバイスや指示をくれない」という上司へのイライラ。今後のことを考えると、なかなか意見を言ったりできず、自分で溜めこんでしまう人が多いようです。

【正規雇用者】
●上司の気分のムラが激しくて嫌になります。(25歳女性)
●上司が人によって態度を変えるため、機嫌を伺いながら接するのにストレスを感じる。(27歳女性)
●上司・同僚等とのコミュニケーションが足りず報連相が機能しない。そのため余分な業務に追われ、他部署からの苦情を受けることになる。(33歳男性)
●上司に新しい提案をしても、修正ややり直しが多い。自分の能力が不足しているとは思うが、アドバイスもくれず、時間ばかり掛かる。(33歳女性)
●新しい上司が着任してから、部内の人間関係が不安定になった。(42歳女性)

【非正規雇用者】
●社員との差別がひどい。人間として下に見られている気がする。(35歳女性)
●正直正規雇用者より働かされている。区別なく仕事を振っていると上司は言うが、かなり責任のある仕事まで回されて荷が重い。(34歳女性)

同僚・後輩との人間関係にストレスを感じている人

「人付き合いが面倒」「仕事の振り方がわからない」など、相手とのコミュニケーション方法での悩みが目立ちました。また年齢と立場との差をあげる人も多いようです。

【正規雇用者】
●同期の団結力が強くてプライベートまで詮索されるのが辛い。(29歳女性)
●自分より年上の同僚や後輩との接し方が難しい。(34歳女性)
●同僚や後輩のグループづき合いが面倒。悪口や愚痴が多くて付き合うのが大変。(28歳男性)
●自分が上の立場になり、後輩との接し方がわからない。特に悪いことを注意したり、指導するのが苦手。(32歳女性)
●同僚や後輩にどこまで仕事を振っていいか悩む。誰とでもうまく接するのがストレス。(30歳男性)

【非正規雇用者】
●たとえ自分にはムダと思える会話なども、コミュニケーションとしてしなくてはならない点など。(28歳男性)
●周りとの信頼関係を築くまでが気を遣って非常にストレスを感じます。仕事の内容よりもそちらが大きいです。(30歳女性)
●派遣で更新期間があるため、仕事を続けるためには人間関係は良好にしておかなければと感じる。(33歳女性)
●仕事中も周りはとても静かで居心地が悪く感じる。(34歳女性)
●派遣に対してお客さん扱いで、「派遣さん」「彼女たち」などと名前で呼ばれない。(35歳女性)
●社員ではなく派遣やパートとして働いているので、上司や同僚とのコミュニケーションにそこまで気を遣いたくない。給与面を妥協して、正社員ではなくこういった働き方を選んでいる立場として、余計な人間関係にメンタルや日々の生活を左右されたくない思いが強い。(40歳男性)

ストレスが多い社会と言われていますが、大切なのは、自分なりにストレスを溜めない方法を見つけることまた悩みがある時は、一人で抱え込まずに、他人に相談してアドバイスをもらうことも効果的だと思います。Suits woman.jpでは女子メンタルについて、臨床心理カウンセラーの松山さんが悩みを解決してくれる連載もあるのでぜひ参考にしてみてくださいね! (情報提供:エン・ジャパン株式会社)

参考 Suits woman.jp   2016.01.12

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