糖尿病患者のインスリン生成細胞作成に成功

クローン技術を用いて糖尿病患者の女性の遺伝子を持つ胚性幹細胞(ES細胞)を作製し、それをインスリンを生成するβ(ベータ)細胞に変えることに成功したとの研究論文が、28日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

このベータ細胞によって、患者の糖尿病が治る日が来るかもしれない。

研究を率いた米ニューヨーク幹細胞財団(New York Stem Cell Foundation、NYSCF)のディーター・エグリ(Dieter Egli)氏は「糖尿病患者自身のインスリン生成細胞を用いて治療が行えるようにするという目標に向けて一歩前進した」とコメントしている。

エグリ氏の研究チームは、患者の女性の皮膚から採取した細胞の核をヒトの卵細胞に移植して幹細胞を作製し、ベータ細胞に変化するように誘導したベータ細胞の不足は、インスリンの欠乏や高血糖など、糖尿病の症状を引き起こす

参考  【AFP=時事】2014.04.30

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