空中・海上・水中から核攻撃できるよう指示

弾道ロケット訓練を参観し 

どこからでも核打撃できる力を準備

北朝鮮労働党の金正恩(キムジョンウン)第1書記が「核弾適用手段の多種化を力強く押し出し、空中、海上、水中のどこからでも敵に核攻撃を加えられるよう準備しなければならない」と指示したと11日付の朝鮮中央通信が報じた

金第1書記は3日、「新型大口径ロケット砲試験射撃」を現地指導して「軍事対応方式を先制攻撃的な方式に切り替えること」を指示したのに続き、9日には「核弾を軽量化し弾道ロケットに載せられるよう標準化と規格化を実現した」と主張した。 「核武力」を強調していることから、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議2270号の採択と7日から始まった韓米キーリゾルブ演習に反発し民心をなだめるための行動と解説される

朝鮮中央通信は日時を明らかにしなかったが、金第1書記が「朝鮮人民軍戦略軍の弾道ロケット発射訓練を視察した」と伝えた。 北朝鮮軍が10日に東海(トンヘ)海上に短距離弾道ミサイル2発を発射したことを意味するものと見られる。 同通信はこの訓練が「海外侵略武力が投入される敵地域の港などを打撃することを想定して、目標地域の設定された高度で核弾頭を爆発させる射撃方法で進行」されたと主張した

金第1書記は「核兵器研究部門とロケット研究部門の協同を一層強化して、核打撃能力を不断に発展させなければならない」として「核兵器の運営システムを一層完成させ、主体的な弾道ロケット戦を繰り広げるという綱領的な課題を提示」したと同通信は伝えた

金第1書記は、韓米両国軍のキーリゾルブ演習と作戦計画5015を「最も露骨な核戦争挑発」と規定し、「我々の自衛的対応措置も一層先制的で攻撃的方式にしなければならない」と述べたと朝鮮中央通信が報道した。

金第1書記のこのような発言と関連して、韓国統一部のチョン・ジュンヒ報道官はこの日、定例ブリーフィングで「世の中のことを知らない軽挙妄動」であり「国際社会の強力で包括的な北朝鮮制裁がなぜ必要なのかを立証する事例」と批判した。

イ・ジェフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

ハンギョレ新聞 2016.03.12
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