石原氏→中国は必ず崩壊する

亀井氏「石原さんは日本が独立国家ではないことを知って怒っているんです(笑)。消費税増税についてですが、増税をやるというのは、江戸時代の悪代官でもやらないことだ(笑)。私は安倍総理がそこまで身を落とすとは思っておりません。税率を上げても税収は上がりません。経済が悪いときに税率を上げても景気が良くならないことは小学生でも分かることだ

--もしトランプ氏に会ったら日本の核武装についてどう議論しますか。また中国や、北朝鮮の核開発についてもコメントをお願いします

石原氏「私のね…私は(少し口ごもって宙を見上げる)、核保有論者にされている。これ、ちょっと違う。以前、アメリカのノーランドに行きました。アメリカの核抑止力は日本に及んでいないと確信しました。アメリカ本土とカナダかな。向こうの司令官は『当たり前だ』と言った。『何で日本は自分で核を持たないのか』と説教された。その話を紹介したら核保有論者にされてしまった。日本が核武装しようと思ったら瞬間的にできますよ。でもそういう時代じゃないと思う。(トランプ氏が日本から米軍を撤退させて)日本が今さらひんしゅくを買いながら核開発をするなら、トランプさんはアメリカのどこかで核実験させてくれるんですか」

亀井氏「すべきでないと思います。中国と北朝鮮の関係ですが、やるべきことは自由社会のすばらしさを中国国民に知らせていく。そのことをどうやってやっていけるか。それを考えるべき。中国や北朝鮮の国民が現状に満足しているはずがない。文化交流もあります。経済交流もあります。そういうことをやっているうちに中国も変わり、北朝鮮も変わる。武力では何も変わらないし、やってはならないと思います」

石原氏「私は中国を崩壊させるためには、中国共産党の腐敗を中国国民に知らしめるべきだと思う。習近平(中国国家主席)の親族のことがパナマ文書に出ていますが、アメリカのカリフォルニア州のどこかに、2~3000人くらいの中国の妊婦の街がある子供をアメリカで生んで、その子が20歳になると、アメリカの永住権が得られるんですそういうでたらめなことを中国はやっている。もうちょっとそういった中国共産党の堕落をもっと伝えるべきです。サイバー攻撃とか、日本政府はちょっとそこまではやらないし、向こうも壁が高い、まあ中国は必ず内部崩壊すると思うし、特に都市の住民、中産階級になりきれなかった学生たち、多民族の問題もありますし、中国は必ず崩壊すると思います」

--日本が軍事的に自立することで、米にNOと言えると石原先生は主張してきたが、それはトランプさんとかみ合う部分があると思うが

石原氏「どういう点がかみ合う?」

--憲法を改正し、集団的自衛権を…

石原氏「(英語で)それはぜひ、直接安倍首相に伝えてください」

《そのとき、香港のフェニックステレビの女性記者が挙手し、質問のマイクの前に立った》

--今、中国を崩壊させるためとおっしゃいましたが、なぜ中国を崩壊させなければいけないのですか。尖閣の国有化のために集めた15億円の扱いは今、どうなっていますか、どのように活用していきますか

石原氏「私が中国を崩壊させろと言ったのは、嫌いだから、あの国(場内爆笑)。 集めた金は保管してあります。先日、私は沖縄を訪ねていって第11管区海上保安本部に行って『(尖閣のために募った寄付を使って)宿舎を作らせてくれ』と頼んだが、大丈夫だと言われた。海上保安庁長官にも『たまっている金で何かできないか』と聞いたんだが、『一文もいりません』と言った。でもあの金に関してはね、条例で縛ってありますから。尖閣以外に使わせないと縛ってありますからね

《すでに座っていた女性記者は憤然とした顔をしていた》

亀井氏「私も(石原氏と)一緒と思われたら困る。中国大陸と日本はけんかをしたり、仲良くしたりした長い歴史があります。お互いに隣組だから引っ越すこともできない。尖閣を日本が実効支配しているんですから、あんな広大な領土を持っている中国が『俺のもんだ、俺のもんだ』と言わん方がいい

産経新聞2016.05.19

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