生乳流通改革→先送り

政府の規制改革会議が週内に安倍首相に答申する、牛乳やバターの原料となる生乳(搾ったままの乳)の流通改革について具体的な改革案を明記しない方向で調整していることが16日、わかった

生乳の集荷と販売をほぼ独占する農協団体(指定団体)や自民党の反発が強いためで国産バター不足の解消を狙った抜本的な規制改革の具体策は参院選後に先送りする

生乳を巡ってはバター不足が続くなど流通制度の硬直化が指摘されており、規制改革会議の作業部会は今年3月、酪農家が指定団体に出荷しなくても補助金を受け取れるよう、現行の「指定団体制度」の廃止を提言した

だが、既得権のある農協団体や、夏の参院選を控えた自民党などの反発は強い。このため答申では、原案にあった「指定団体制度の廃止」の文言を削除し、「指定団体制度の是非を検討する」、「補助金のあり方を検討する」などと具体策を先送りした形での表現で最終調整している

読売新聞2016.05.17

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