牛乳はアルツハイマーの予防になる!?

アルツハイマー型認知症は若年発症型と高齢者が発症する通常型に分かれ、その多くを占める通常型は60歳以上の高齢者に発症し、記憶,思考,行動に問題を起こす脳の病気です

米国では500万人以上がアルツハイマー病にかかっており65歳以上の人口比率の増加に伴い患者の数は毎年増え続けています

日本においても、シードプラニング社調査によれば、2010年時点におけるアルツハイマー型認知症患者数は約116 万人、2015年には142万人に達すると予測されています

株式会社 明治は、このアルツハイマー型認知症予防に関して、公益社団法人 久山生活習慣病研究所 代表理事・九州大学大学院医学研究院環境医学 清原 裕教授と行った共同研究結果を11月27日に発表しました。

牛乳・乳製品の摂取がアルツハイマー型認知症予防に有用

福岡県久山町に在住し認知症を発症していない60歳以上の方1081名を対象に、牛乳・乳製品の摂取量を調査した後、認知症発症の有無を17年間追跡調査した結果、牛乳・乳製品の摂取量が多い人は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが有意に低下することが確認できたとのことです

知的能力の低下予防にも、牛乳・乳製品の摂取が有用

福岡県久山町に在住し、認知症がなく、かつ日常生活動作ならびに生活機能に問題のない65歳以上の方1029名を対象に、牛乳・乳製品の摂取量を調査した後、生活機能低下の出現の有無を、7年間追跡調査した結果、牛乳・乳製品の摂取量が多い人は、生活機能のうちの「書類を書く」「新聞を読む」などの知的能力(知的能動性)が低下するリスクを軽減させることが確認できたとのことです

株式会社明治は、この研究結果は、牛乳・乳製品の摂取が、アルツハイマー型認知症予防、知的能力の低下リスク軽減に役立つことを示唆しているとしています

アルツハイマー型認知症は、患者のみならず、介護する家族にも、精神的、経済的に大きな負担を強いる病気です。また、今後高齢化社会が進むにつれて患者数が更に拡大する事も予想されており、今後の研究の進展により、予防に対する知見が更に深まる事を期待したいと思います

参考 mocosuku   2014.11.30

 

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