熊本製造業・観光被害→1兆円超え

熊本地震で被災した熊本県内の製造業や商業・サービス業、観光業(ホテルや旅館などの宿泊業)の被害総額が1兆円を超えるとの推計を、県がまとめた。建物や設備、在庫などの被害が8200億円、営業停止による出荷額の損害が1900億円、宿泊キャンセルが380億円に上るとみている

被害が大きい熊本市や益城町など22市町村の390社を県が抽出し、4月27日~5月11日に聞き取り調査をして、初めて推計した

8200億円のうち業種ごとの内訳は、製造業が6030億円(大企業4510億円、中小企業1520億円)▽商業・サービス業が1640億円▽観光業が530億円。観光業は宿泊業だけが対象で、熊本城などの観光施設の被害額を含めると、被害額はさらに膨らむ見込みだ

蒲島郁夫知事は報道陣に「熊本の経済が傷ついており、県として支援したい。誘致企業に対しては政府に対応を考えてもらいたい」と話した。(小原智恵)

朝日新聞デジタル2016.05.29

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