火星の衛星探査を了承

宇宙政策委員会は24日、今後10年間の宇宙政策の方向性を定める宇宙基本計画の工程表改定に向けた中間とりまとめを公表した無人探査機で火星の衛星から岩石を採取して地球に持ち帰る計画と、無人機「SLIM」で月面軟着陸を目指す計画について、「来年度開発着手に向け検討を早急に深める」と表記し、大筋で了承した

工程表では今後10年で、小型探査計画(予算100億~150億円規模)を5回、中型計画(予算300億円規模)を3回実施する火星衛星探査は中型計画の1号機という位置付けだ。小惑星探査機「はやぶさ」で培った技術を生かし、2020年代前半の打ち上げを目指す。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、火星の衛星の岩石回収が実現すれば世界初という

火星にはフォボスとダイモスという二つの衛星があり、どちらに着陸するかは未定2衛星は火星の引力によってとらえられた小惑星なのか、火星の一部が分離してできたのか分かっておらず、岩石を回収して分析することで、衛星の起源解明が期待される

SLIMは目標地点から誤差100メートル以内に「ピンポイント着陸」させる技術実証が目的。19年度にも打ち上げを目指す

参考 毎日新聞 2015.06.24

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