激変するベルリン

「壁」の崩壊から25年を数えるベルリン市。ドイツの中では居住地として人気の薄かったこの地域が、ここ数年で大変貌を遂げていることをご存じだろうか。

まさに東西ベルリンを分けた緩衝地帯が、土地の開発業者にとって有望な高級マンションの建設用地になっているのだ

■ 過去5年間で平均家賃が43%上昇!

ベルリンの壁壁崩壊後、小さなアトリエやギャラリーが並び、「貧しいアーティストの街」というイメージが強かった同地域。開発業者が目をつけるようになったのはここ3年ほどのことだ

「5つ星の住宅水準を3~4つ星の価格で提供できる」と、現地の不動産会社エンゲル&ボルカーズのセバスチャン・フィッシャー氏は語る。市内のマンションンの最高価格は750万ドル(約9億円)。高いと言えば高いが、ロンドンやパリよりはかなり安価だ

一方、古くからベルリンに居住している住民の「立ち退き」件数も激増している。それもそのはず、賃金上昇率が過去3年で4%なのに対し、家賃上昇率は過去5年で43%に上る。高級物件の市場が膨張し続けているベルリン。安定的な成長はどこまで続くだろうか。

参考 東洋経済オンライン 2014.12.27

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