波紋広がる韓国資源外交→汚職疑惑

韓国政界に激震を走らせている「資源外交」をめぐる汚職疑惑で今度は韓国出身の国連・潘基文(パン・ギムン)事務総長の名前が浮上した潘氏は関与を否定しているが、収賄側として名前の挙がった李完九(イ・ワング)首相の進退について、朴槿恵(パク・クネ)大統領が南米歴訪から帰国後に決断を下すと伝えられ、波紋は広がるばかりだ

贈賄の疑いが持たれていた建設会社元会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏は9日、賄賂を渡した相手の名前と金額を残したメモを残して命を絶った。韓国メディアによると、生前のインタビューで「潘氏が次の大統領選に出馬することを阻止するために、李首相の指示を受けた検察が自分の企業に攻撃的な調査を行ったなぜなら、自分は潘氏と付き合いがあるからだ」と述べた、とされる

これに対し、潘事務総長は成元会長とは面識はあるが、特殊な関係ではない、と説明。さらに、自分は韓国国内の政治に興味はないと強調し、かつて韓国の政界に足を踏み入れる考えはないと否定したにもかかわらず、このような報道が出たことに困惑していると述べたという

韓国・朝鮮日報によると、やはり成元会長のメモに名前が記されていたとされる李首相の進退に関して、朴大統領は16日午後、セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表と面談した際27日までの外遊終了後に決断を下すと語った

金代表は面談後の記者会見で、「党内外から李首相の辞任を求める声が出ていることを朴大統領に伝えたのか」との質問に対し、「各方面の意見を伝えた」と回答朴大統領は「一切の措置を講じて疑惑の解明に取り組む」と述べ、今回の問題を政治腐敗を断ち切る契機と捉えなければならないと強調した、という

李首相については、京郷新聞が14日付で「13年4月の選挙期間中、当時出馬していた李首相が選挙事務所宛てに成元会長が差し出した3000万ウォン(約330万円)を受け取った」「成氏の残したメモに李首相の名前はあるが、金額は書かれていなかった」などと報じている

韓国・聯合ニュースによると、李首相は14日の国会質問で不当な献金を受け取った事実を改めて否定。「根拠のないメモに基づいて口にすることではない」「不当な政治献金を受け取った証拠が見つかった場合は命を差し出してもよい」などと発言している

参考 Record China  2015.04.19

 

【関連する記事】