水素製造研究に着手→東北電

東北電力は4月から、水素製造技術を活用した再生可能エネルギーの出力変動対策の研究に着手する。31日、原田宏哉社長が記者会見で明らかにした。同社によると、国内の電力会社が再生エネの電力系統安定化に向けて水素製造研究に取り組むのは初めて
仙台市の研究開発センターに太陽光発電設備と水素製造装置、燃料電池などを整備する。太陽光で発電した電気で水素を製造。貯蔵した水素を使い、燃料電池で発電し研究開発センターで消費する出力変動の大きい太陽光発電の電気を水素製造に使用し吸収する。出力変動対策として適用できるか検証する。
4月にシステムの詳細設計を開始。機器の据え付けなどを経て来年3月から水素研究を開始し、平成31年3月まで研究する。県内では「福島新エネ社会構想実現会議」が発足し、水素社会の実現に向けた取り組みが進んでいる。
原田社長は「研究で得られた知見や成果を、地域に貢献していきたい」と語った。
 風力発電や太陽光発電は気象条件により発電出力が変動するため、電気の品質低下や広域的な停電の可能性がある。再生エネを普及させるには、出力変動の調整が課題に挙げられている

福島民報2016.04.01

  images-3-48-150x150images

【関連する記事】