横河電気→豪企業と再生エネで提携

横河電機のオーストラリア子会社ヨコガワ・オーストラリアがこのほど、西オーストラリア(WA)州を拠点とするエネルギー企業エナ―ジと、革新的な再生エネルギープロジェクトの機会開拓で提携する覚書を締結したことが分かった。エナージの余熱収集・エネルギー変換技術(ATEN)を活用した事業発展を目指す。【NNA豪州編集部】
横河電機の広報はNNA豪州に対し「再生エネルギーに限らず、現地企業との協力などを通じてオセアニア市場のシェアを拡大していきたい」と述べた。同社は先に示した中期経営計画でも、オセアニアを注力市場の1つに挙げていた。先には、国際石油開発帝石(インペックス)がオーストラリアでオペレーターとして進めるイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトで、LNG運搬船の制御システムを受注。過去にも、南オーストラリア州トレンス島ガス火力発電所プラント向けやニューサウスウェールズ州エラーリン火力発電所向けの制御システムプロジェクトなど電力産業にソリューションを提供してきた。
エナージのVlahov最高経営責任者(CEO)は「横河電機は国内外で多数のエネルギー事業を成功させた実績があるグローバルブランド。わが社は緊密な提携戦略によって、革新的で環境に優しいプロジェクトを創出するだろう」と話した。エナ―ジは昨年10月、エンジニアリングのエヌエヌシーラバリン・オーストラリアとも同様の覚書を締結していた。
このほか、エナ―ジはWA州の電力公社ウエスタン・パワーとミッドウエストにあるカルバリ向け小規模発電網の開発で協力することで合意。先月には、パースを拠点とする産金ノーザン・スター・リソーシズの発電所に熱電変換プラントを導入し、エネルギーを供給する資金の確保のため、クリーンエネルギーファンドと協議していると報じられていた。

最終更新:3月9日(水)8時30分

NNA2016.03.09

 images-3-48-150x150images-5-300x152

【関連する記事】