東工大、コスト1/100の燃料電池触媒発見

東京工業大学(東工大)は、欠陥構造を導入した多層カーボンナノチューブ(CNT)が燃料電池や金属空気電池などの空気極(正極)に応用可能な高い触媒活性を持つことを発見したと発表しました。

今回、金属酸化物微粒子の触媒活性を利用してCNT表面にナノオーダの細孔を形成・制御することに成功。この構造はCNTの新たな触媒活性や貯蔵特性を付与し、多方面への応用が期待されています。

燃料電池などの触媒は資源的に希少で高価な白金が使われている。このため、カーボンに金属や窒素を添加した触媒などの研究成果が報告されているが、触媒活性のメカニズムはこれまで解明されていなかった。

多層CNTのコストは1万円/kg程度と言われており、貴金属の1/100以下である。炭素触媒を充分に高性能化できれば、大幅なコスト削減が可能となる。

参考 マイナビニュース 2014.05.09

 

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