本震の威力、阪神の1.3倍→町役場周辺

熊本地震で多くの木造住宅が倒壊した熊本県益城(ましき)町の町役場周辺では先月16日の「本震」の際、住宅を壊しやすい地震波の威力が阪神大震災(1995年)より1・3倍強かったとの解析結果を、筑波大の境有紀教授(地震防災工学)がまとめた

町役場に設置されている地震計のデータの分析から判明した。境教授は「家屋を大きく揺さぶるタイプの地震波が、町役場の周辺地域を直撃した可能性がある」と指摘している

木造住宅を大きく揺さぶるのは、1往復にかかる時間「周期」が1~2秒の地震波とされる益城町で震度7を観測したマグニチュード(M)7・3の本震と、同じ直下型地震でM7・3の阪神大震災の地震波を比較したところ、益城町役場での周期1~2秒の揺れの加速度は、阪神大震災の際に神戸市で観測された揺れより1・3倍強かった

最終更新:5月6日(金)18時57分

読売新聞2016.05.06

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