最新鋭艦船→日本に

アメリカ海軍の新たな原子力空母「ロナルド・レーガン」が、神奈川県の横須賀基地に配備された。このところ、アメリカ海軍は最新鋭の軍艦を日本周辺に集めている。その狙いとは

アメリカ海軍の横須賀基地に1日、巨大な軍艦が姿を現した原子力空母「ロナルド・レーガン」2基の原子炉を搭載し、25年間、補給なしに航行し続けることができる。乗組員は約5000人、長さは333メートル。長さ333メートルといえば、東京タワーとちょうど同じ長さだ。

取材班は艦内での取材が許可された。甲板の下にある格納庫には、戦闘機を60機ほど搭載できるアメリカ海軍の最新鋭戦闘攻撃機「F/A18スーパーホーネット」は様々な爆弾やミサイルを搭載し、空中戦だけでなく地上目標も攻撃できる

続いて取材班は、戦闘機も乗せることができる巨大なエレベーターで飛行甲板へ移動した。揺れる空母からの離陸や着陸は、通常の飛行場と比べてはるかに難易度が高く、パイロットには特別な技術が要求される

艦内にはその名の由来となったロナルド・レーガン元大統領の像がある。「力による平和」を唱(とな)えた大統領だった

現在、アメリカ海軍は10隻の空母を運用しているが、「ロナルド・レーガン」はその中で2番目に新しい。実は、最新鋭の艦船の配備はこれだけではない。今年6月。同じ横須賀基地にイージス艦「チャンセラーズビル」が配備された。海外に配備されるのはこれが初めてという新たなイージスシステムが搭載されている。なぜ最新鋭の船が次々と日本に配備されるのか。そこには理由があった

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中国が軍事力、経済力を増す中で、アメリカは新たな外交戦略「リバランス」を打ち出し、その比重をアジア・太平洋地域に移しつつある。そして、アメリカにとって、中国との最前線に位置する日本の重要性はかつてないほど高まっているのだ。

米第7艦隊・アーコイン司令官「『ロナルド・レーガン』の横須賀配備により、迅速に危機に対応できる。米西海岸に配備された空母より、1週間以上早く対応できる

アメリカ海軍は今後、2020年までにすべての艦船のうち60%を太平洋地域に集中させるとしている安全保障関連法を成立させた日本を取り巻く環境は、急速に変化しつつある

参考日本テレビ系 NNN2015.10.03

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