時の記念日とそれまでの生活

日本で最初の時計は7世紀後半の天智天皇の時代に、中国からもたらされました。「日本書紀」にこのことは記されています。

ちなみに6月10日が「時の記念日」とされているのは、このときの水時計が初めて動いた日が、現在の暦に直すと6月10日にあたる日だからです

この当時の日本の文化は、時計に限らず、中国文化の影響を非常に大きく受けていました。

日本人が時計というものを知るまでは、一日を細かく区切っていく感覚はあまりなく、「夜が明けたら朝だな」「太陽が南中しているから昼だな」「日が落ちてきて薄暗くなってきたな。もう夕方だな」という程度の感覚だったと推測されます。

参考

1秒って誰が決めるの? 日時計から光格子時計まで

著者 安田正美

発刊 株式会社筑摩書房

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