日本人は「離婚」体質だった!?

「婚活」という言葉があります結婚のための活動を表わす言葉ですが、この逆の言葉、なんだかご存知ですか? そう、「離活」離婚のための活動のことです現代は離婚する夫婦も多く、3組に1組が離婚するとも言われる時代。でも、今よりもはるかに離婚率が高かったのが、江戸と時代と明治時代なんです

明治は江戸の結婚観をまだ引きずっていました
江戸時代は結婚自体が曖昧なもの
一夫多妻制でもあったので、男性は妻が気に入らないとすぐに離縁、ということもありました
ある藩ではあまりにみんなが離婚するので、「離婚は7回まで」という決まりを作ったほど

同じように明治に入っても不具合があるとすぐに離婚、という庶民の体質は変わりません
離婚率は現代の1.5倍ほどだったといいます
これは世界でも類を見ない数で、海外の学者が研究材料にするほどでした

そんな日本の離婚率あることをきっかけにググっと減ることになります
それは、ある民法が制定されたため

決められた結婚に関する民法は2つ。

ひとつ、離婚する場合には、当事者の署名した書類を提出すること
ひとつ、同じく離婚時には、当事者が25歳未満の場合、証人の署名も提出すること

このたった2つの法で、離婚率は激減したのでした

こんな簡単なことで減った理由は、やはり第三者の存在が大きいのではと言われています。
自分たち以外の、家族や友人たちに手をわずらわせ、証人になってもらった以上、簡単なことでは離婚できない……。
夫婦は簡単に別れてしまっても、ほかの人々には義理堅い……なんだか日本人らしいですね

良妻賢母、貞操観など、明治の時代が作り上げたひとつの結婚観
変わりゆく時代の中で、また少しずつ変化してきているのかもしれません。

参考TOKYO FM+ 2015.09.03

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