日本の高速鉄道タイに輸出→中国なんくせ

中国メディアの川北在線は25日、世界の高速鉄道市場をめぐる日本と中国の争いについて、日本が米国へのリニアモーターカーの売り込みを積極化していると警戒心を示す記事を掲載した

記事は、タイ国内初となる高速鉄道のパートナーとして日本の新幹線が選ばれたことに対し、中国とタイがもともと高速鉄道分野での協力に向けて協議を行っていたとしたうえで「日本は中国とタイの協力を邪魔することに成功している」と主張し日本が米国市場への参入に向けて積極的に動いていることは「日本の鉄道市場における野心を示すものだ」と主張した

続けて、リニアモーターカーは高速鉄道に比べて高速での走行が可能で、安全性や快適性も高いとする一方、建設には莫大なコストがかかると指摘すでに着工しているリニア中央新幹線の1キロメートルあたりの建設コストは中国高速鉄道の9倍以上に達すると論じた

さらに記事は、「これほど莫大なコストが必要となるリニアモーターカーで日本が米国市場の扉をこじ開けられるかは観察が必要」と指摘日本と米国は同盟国であり、政治的な関係も良好だとしながらも、ビジネス面から言えば「高コストのリニアモーターカーが米国市場に参入するには大きな努力が必要になるはずだ」と主張した

また、米国はほとんどの社会インフラが整備されているうえ米国人は距離の長い移動には飛行機を利用する事が多いと指摘。さらに米国は自動車大国でもあり、多くの家庭が自動車を所有していると伝え、「中国高速鉄道の低コストという強みですら米国の壁にぶつかっている」と主張した

また、日本が米国に技術の無償提供をはじめ、さまざまな策を講じてリニアモーターカーを売り込もうとしていると指摘しつつも、「米国への参入における難易度は中国高速鉄道よりも高いはずだ」と主張した。

参考 サーチナ 2015.06.30

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